札幌中央区にある円山動物園、近年さまざまな変化を遂げていて数年前よりはるかにキレイで動物も見やすくなっています。
室内から動物を見れる設備も増えたので、北海道の寒い冬でも楽しむことができますよ。
わが家は年パスを購入し何度も動物園へ行くほど好きなんですが、以前は冬にあまり動物園へ行きませんでした。
しかし、一度冬に行ってみると
- 公園が閉鎖されているので子どもが集中して動物を見る
- 子どもが普段あまり時間をさいて見ない動物をじっくり見る(暖かい室内の動物)
- 冬ならではの動物が生き生きとしているところを見られる
- 駐車場や園内が空いている
夏とは違うメリットがたくさんでした。
そんな冬の円山動物園の魅力をお伝えしようと思います。
目次
子どもと楽しむ冬の円山動物園
札幌は雪が多いから冬期間は営業しているのをしらない方もいるかもしれないですね。
円山動物園、冬も毎日やってるんですよ〜
夏には見れない動物の様子が見れたりします。
でも、私が何より楽しかったのは、夏とは全く違う様子で楽しんでいた子どもなんです!!
子どもがゆっくり動物を見てくれました
我が娘、動物園に行ってもあまり集中して動物を見ることがありませんでした。
なぜかというと、動物園なのに動物を見るよりも公園で遊びたいからです!!
円山動物園って子どもが遊べるスポットがたくさんあるんですよね。
こんな大きな公園があれば遊びたくなる気持ちも分かるけど…
せっかく動物園に行くのならやっぱり動物も見て欲しいな〜なんて思っていたんですが…
あるとき、いつもは行かない冬の動物園に行ってみたら子どもがずーっと動物を見ていたんです。
そう!!
冬は公園が雪で閉鎖されているのです。
公園で遊べないからゆっくり動物を見るという気持ちになったのかもしれませんね。
また、冬は外が寒いので暖まる目的で室内の動物をゆっくり見ていたというのもあったのかもしれません。
もし、お子さんが動物をあまり見ず公園に直行タイプなら一度冬に行ってみて動物をゆっくり見せてあげるのもいいかなと思いますよ。
ちなみに我が子と秋に動物園へ行ったときは…
通路の落ち葉に夢中になってしまいました〜
冬はそこらへん雪だらけなので、雪遊びしちゃう子もいるかもしれませんね…
子どもが普段は興味のない動物にも興味を示すかもしれませんよ
円山動物園では、冬でもほとんどの動物を見ることができるそうです。
寒さが苦手な動物は室内にいて、私たちも暖かい室内で動物を見ることができますよ。
なので冬でも動物を見れる数が減るということはないんですね。
小さな子と行く場合、暖かい時期と興味を示す動物に変化があることがありますよ。
わが家の場合、なぜか冬に行った時にこれまで素通りだったハダカデバネズミというネズミに興味津々でした。
ネズミの巣がガラス張りになっていて行動が全て見えるようになっている展示なんですが、
(好き嫌いがあると思うので写真はやめておきますね…)
ネズミに釘付けで30分以上見ていたと思います。
もちろん屋内なので暖かいです。
夏に行くとあまり見ないから、子どもも寒くて外の動物より中で活発に動く動物に興味が合ったのかな。
寒い時期に動物園へ行くとこんな子どもの違う一面も見れるかもしれませんよ。
冬ならではの動物がいきいきしてます!
円山動物園といえばホッキョクグマのイメージですよね。
そんなホッキョクグマはもちろん、アムールトラやユキヒョウなどは冬が大好きな動物です。
私たちが寒いと感じる気温であってもこれらの動物にとっては当たり前の温度なのです。
逆に夏の暑さにはとても弱く、真夏に行くとぐったり寝ている姿が多いかもしれませんね。
他にも見所はたくさんですよ。
ニホンザルはふわふわの毛に生え変わります。
ニホンザルはこの写真のように室内からかなり近い距離で見ることもできますよ。
この建物はキッズスペースや飲食コーナー(持ち込みのものを食べられる場所)、授乳室などもあります。
サルを見ながら子どもとのんびりできるので、冬は特におすすめの場所です。
駐車場や園内が空いています
夏に比べて来場者は激減だと思います。
私が冬に行った時はとても空いていました。
もちろん駐車場もガラガラです。
夏の大混雑を知っているので、これほど空いてゆっくり出来るなら毎年冬にも来たいなと思えるほどでした。
多くの動物が室内で見れることを考えると、移動の寒ささえ耐えられれば冬のほうが動物園を満喫できるのかもしれませんね。
室内の遊び場も空いています。
小さなボルダリングやつみきがあるキッズスペースなども空いているので運が良ければ貸し切り状態で遊べますよ。
円山動物園 基本情報・詳細
住所:札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
電話番号:tel:0116211426
開園時間:9:30〜16:30(3月1日〜10月31日)/9:30〜16:00(11月1日〜2月末日)
(最終入場時間は閉園時間の30分前まで)
休園日:毎月 第2・4水曜日/4月と11月のみ第2水曜日を含む月〜金曜日
入園料:大人(高校生以上)600円/子ども(中学生以下)無料/年間パスポート1,000円(購入日より1年間有効)
円山動物園へのアクセスについては公式サイトで詳しく説明されていますよ。
駐車場は、ゴールデンウィークや夏休みの週末はかなり混雑していて毎年大渋滞になっています。
地下鉄円山駅から徒歩15分、バスもあるので混雑する日は車以外の方法での来園がオススメです。
服装の注意点
冬の円山動物園、いくら室内で動物が見れるとはいえ移動は外を歩きますからかなり寒いです。
それに、ホッキョクグマなど外でしか見られない動物もいます。
子どもは絶対につなぎのジャンパーやスキーウエアのような暖かい格好にしましょう。
大人もヒートテックを着込むなどして暖かくしてくださいね。
また、冬期間はベビーカーが使いにくいのでエルゴなどの抱っこ紐を使用する方も多いと思います。
まだ歩けないような小さな子は、このようなエルゴカバーが便利ですよ。
これだとオムツ替えや長時間建物内にいる時に簡単に温度調整ができます。
寒いとせっかくの冬の動物園を満喫できないので、ぜひ暖かい格好でお出かけしてくださいね。
おわりに
冬の円山動物園はいつもと違う子どもの一面にも出会えるかもしれないです
冬の動物園、もともと寒い国で暮らすホッキョクグマやトラなどが活発に動いているところが見られるでしょう。
逆に、普段は外で元気にしている動物が室内でいつもと違う様子かもしれませんね。
冬でもほとんどの動物が室内で見ることができるのが円山動物園の魅力です。
そして、動物だけじゃなく子どもたちも冬の動物園に行くといつもと違う反応をするかもしれません。
親としては
- 新たな子どもの一面を見るのが嬉しい
- 子どもが喜ぶ
これだけの理由でなんどでも動物園に行きたくなってしまいます。
冬は寒さ対策さえしっかりしていれば空いているのでゆっくりと園内を見て回ることができますよ。
みなさんも、ぜひ冬の円山動物園へお出かけしてみてくださいね。